江戸時代、大飢饉に襲われた伊予松山藩…ピンチの時にこそ問われるリーダーの真価 (5/5ページ)

Japaaan

終わりに

古来「上に『政策』あれば、下に『対策』あり」とはよく言ったもので、お上が杜撰な政治をしても、しぶとく生き残りを図るのが、我ら庶民のお約束。

そんな世の中にあって、作兵衛のように命さえ惜しむことなく天下公益を求めた心意気はまさに至純。とても眩しく、少しでも見習いたいものです。

※参考文献:
愛媛県史編さん委員会 編『愛媛県史 近世 上』愛媛県、1986年1月
愛媛子どものための伝記刊行会『愛媛子どものための伝記 第4巻 鍵谷カナ・下見吉十郎・義農作兵衛』愛媛県教育会、1983年10月

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「江戸時代、大飢饉に襲われた伊予松山藩…ピンチの時にこそ問われるリーダーの真価」のページです。デイリーニュースオンラインは、作兵衛飢餓江戸時代カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る