厳島神社の「工事現場ライトアップ」が神秘的と話題に 修理中なのになぜ?市に事情を聞くと... (1/2ページ)
海に浮かぶ姿が印象的な厳島神社(広島県廿日市市)の大鳥居。
残念ながら、2019年6月から、約70年ぶりに大規模な修理工事が行われているため、現在は見ることができない。
だが、その工事中の姿が「これはこれで神々しい」とツイッターで注目を集めている。
画像提供:武内智弘さん(錦水館代表取締役社長)
こちらは、厳島神社まで徒歩3分の立地にある温泉旅館「錦水館」のウェブサイトに掲載されている、現在の大鳥居を映した写真だ(撮影は同社代表取締役社長武内智弘さん)。
周囲には箱状に足場が組まれ、全体がシートで覆われているため、大きな鳥居の姿は全く見えない。しかし、明るくライトアップされた工事現場が金色に光り輝き、海面に反射している様は不思議と神秘的だ。
あるツイッターユーザーがこの写真について、「これはこれで付加価値高い」と呟いたところ話題になり、
「こんな荘厳な工事現場の写真初めて見る」
「パルテノン神殿のような神々しさを感じます」
「これは観に行きたいわ」
などの声が上がっている。
今しか見られない、希少価値の高い光景錦水館がこの写真を掲載しているのは、ナイトツアーやナイトクルーズなどに関する情報が書かれているページだ。なぜ、この写真を使っているのだろう。
Jタウンネット編集部が20年10月30日、同館の支配人に電話取材したところ、
「鳥居の写真を使ってしまうと、鳥居が見えるという風に誤解を招いてしまうので、あえて今のこの工事の足場のかかっている状態を見ていただけるという意味で、この写真を使っています」
とのこと。宮島に来る観光客の中には、鳥居が工事中であると知らず、「せっかく来たのに鳥居が見えない」と漏らす人もいるという。
そういった人たちに現在の状況を認知してもらうため、というのがサイトに写真を載せている1番の理由だそうだ。
また、工事期間中しか見ることができない光景なので、あえて見てもらっているという意味合いもある、と支配人。
「いい風景かどうかって言うと微妙ですけど...。