地球史上最大のサメ「メガロドン」は母親の胎内で熾烈な生存競争を繰り広げていた可能性 (2/3ページ)
その結果とこれまでの研究の知見に基づくなら、そのメガロドンが死んだときの体長は9.2メートルで、年齢は46歳だったと推定できるという。
さらにメガロドンが生まれたときの大きさも推定された。出生時の大きさは2メートルと、メガロドンの稚魚はこの世に誕生したそのときから、ほとんどの人間よりも大きかったということになる。

image by: DePaul University/Kenshu Shimada
・母親の胎内で兄妹と生き残りをかけた熾烈な共食いバトル
この巨大な稚魚は、メガロドンについてもう1つ重要なことを指し示しているという。それは彼らが胎生であるという可能性だ。
ネズミザメ(あのホホジロザメもここに属す)など、現代のサメの中にも母親の体内で子供が育つ仲間がいる。
そうした仲間の卵は子宮の孵化し、生まれた稚魚は母親の体内で未受精卵を食べて育つ(卵食性)。またシロワニ(同じくネズミザメの仲間)の稚魚などは、未受精卵だけでなく、どうにか孵化することができた兄妹まで食べてしまう(卵食・共食い型)。
そして、どうやらメガロドンもこうしたタイプの生殖を行うようだ。

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・過酷な自然を生き抜くための戦略
お腹の中で兄妹を食らって生き延びねばこの世に誕生することができないのだから、生まれてくる子供の数は少なくなる。