利己的な精子。精子の能力はどれも同じではない可能性(英研究) (2/3ページ)

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・精子の能力は必ずしも同じでない可能性

 しかし『Science』(1月14日付)に掲載された研究によると、精子の能力は必ずしも等しくないかもしれないのだそうだ。

 英オハナ・バイオサイエンス社をはじめとするグループは、1万2000個の遺伝子に含まれる特定の対立遺伝子の割合を比較してみた。

 すると精子の中には、他の仲間が持っている遺伝子変異がなく、それが精子の能力の差につながっている可能性が明らかになったという。

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・遺伝子は従来考えられてきた以上に利己的

 イギリスの動物行動学者リチャード・ドーキンスが述べたように、遺伝子とは自分の成功率を高めるよう行動する「利己的」な存在である。

 そして新しい研究によるならば、遺伝子は従来考えられてきた以上に利己的であるようだ。

 精子の能力を高める対立遺伝子は、より急速に広まることができるだろう。だが、それは個人が生きて子供を残す能力を高めるからではなく、ただ精子間の競争に勝ちやすくしているからだ。
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