被害者の自宅からオンライン裁判に出席していた犯人、検察官の機転で逮捕(アメリカ) (2/3ページ)
両者は、警察官、弁護士、検察官と一緒にZoomでの裁判に出廷し、その様子はYouTubeでライブ配信された。
ところがその審問中、デボラ・デイビズ検察官がリンジーさんの様子がおかしいことに気付いた。
質問する度に、リンジーさんはカメラから視線を外し、カメラの見えない場所にいる誰かを気にするように、頻繁に左側に視線を動かせていたのだ。
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また、リンジーさんへの質問中、ハリス被告の画面が一旦真っ暗になるという事態が発生した。
その後、リンジーさんの検察官への質問の答えが何かに怯えるように回避的になったことから、デイビス検察官はジェフリー・ミドルトン裁判長に、このように進言した。
裁判長、現在被告と被害者は同じアパートにいるかと思われます。被害者の安全が心配されます。
・同じアパートにいた被告を逮捕
ミドルトン裁判長に「今どこにいるか」と尋ねられたリンジーさんは、「自宅にいる」と答えた。
次に居場所を問われたハリス被告は、リンジーさんとは別の住所を口にしたが、「では、画面をそのままオンにして、玄関のドアの番号をこちらに見せてください」と裁判長に要求されると、「今スマホのバッテリーが2%しかなく、充電中なので持ち歩きはできない」と拒否した。
その間、画面中央の警察官は、ミュートにしてどこかに電話をかけており、ミドルトン裁判官はリンジーさんにこのように伝えた。
あなたの自宅に警察を送りました。ドアがノックされたら、安全のためスマホの画面をそのままにして応答してください。
やがてドアがノックされ警察が来ると、リンジーさんとハリス被告のスマホはオフの状態になり、裁判の画面からは消えてしまった。
しばらくの間、沈黙しながら待つ裁判長や検察官。やがて、リンジーさんのスマホがオンになると、そこに映し出されたのは、手錠をかけられたハリス被告の姿だった。