浮世絵師・鈴木春信は何故か「空を飛ぶ女」を描くのがお好き (2/7ページ)
費長房が壺公の元を訪ねると、壺公は自分の秘密を見届けるとは見どころがあると、費長房の袖をとり壺の中に入りました。
するとそこは大変美しい世界で荘厳な建物が立ち並び、費長房は美酒佳肴で饗されました。
壺公は『自分は過ちを犯し仙人界から追放されていたが、その時期ももう終わりに近くなった』と費長房に告げると、費長房は『私も仙人になりたいのです。貴方の元で修行させて下さい』と申し出ました。
そして費長房は壺公の元で修行を積むのですが、仙人になることは叶わず、元の世界にもどることになります。
その際に壺公から地上の鬼神を支配出来る1巻の護符を授かりました。
地上に戻った費長房は授かった護符により、人々の治病に従事したり、人心を惑わす鬼神を懲らしめるなど人々の生活の安寧に務めました。
また大地の中の地層や地下水の“気”の流れを自由自在に操り、幾千里もはなれた場所を瞬時に往来することができる技をも会得したのです。
なぜ「費長房」なのか“費長房”はとても有名な人物ですが、何故鈴木春信はあえて“費長房”を題材として用いたのかということについて考えてみました。