英雄も命が惜しい?天下無双の戦国武将・本多忠勝が三度も「死にたくない」と言った本意 (4/7ページ)

Japaaan

「家康に 過ぎたるものが 二つあり
唐の頭に 本多平八」

「唐の頭」の兜をかぶった徳川家康。ヤクの毛で覆われている。Wikipediaより。

唐の頭(とうのかしら)とは中国大陸から輸入したヤクの毛をあしらった兜で、舶来品とあって当然高級品。本多平八(平八郎=忠勝)は、それにも並ぶ貴重な(家康にはもったいない)存在であると謳われたのでした。

さらに武田討伐でも数々の戦闘に武功を立て、人々は「蜻蛉(とんぼ)が出ると蜘蛛(くも)の子散らす」「手に蜻蛉 頭に角の すさまじき 鬼か人か しかとわからぬ」などはやし立てたと言います。

蜻蛉とは、忠勝の得物である名槍「蜻蛉切(とんぼきり)」。以前、この槍を立てておいたところ、その先端にとまった蜻蛉が鋭さのあまり自分の体重(0.何グラム?)で切れてしまったという逸品です。

頭には鹿の角(※)を生やした兜(鹿角脇立兜)をかぶった凄まじい姿で、鬼神か人間か、確かなことは(確と≒鹿と)わからない……という意味になります。

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