竹中直人&山田孝之&齊藤工が監督の映画『ゾッキ』原作者・大橋裕之インタビュー「自費出版がきっかけで…」 (2/3ページ)

日刊大衆

 一時はサラリーマンになったこともありましたが、それでも漫画家になることを諦めなかったのは、“自分が作り出したもので食べていきたい”という思いが強かったからだと思います。

 転機になったのは25歳のとき。インターネットを見ていて、自分で本を出す「自費出版」という手段があること、そして東京にはそうした本を置いてくれるお店があることを知って、「やってみよう」と思い立ったんです。結果、この自費出版をきっかけとして、商業誌からお話をいただくようになっていきました。

竹中直人さん、山田孝之さん、齊藤工さんは僕の描きたいことを分かってくださっている

 今回、映画化された『ゾッキ』にしてもそうですが、僕の作品に一貫したテーマというものは、特にありません。ギャグ漫画というほどギャグも描いていないし、ただ描きたいものを好きに描いているだけ。特に日常の中のちょっとした変化とか、人生の悲哀とか、そうしたネタが好きなんですね。そこは自費出版を始めた頃からあまり変わっていません。

『ゾッキ』の映画化のお話をいただいたときはうれしかったですね。今作は、竹中直人さん、山田孝之さん、齊藤工さんという3人の俳優さんが監督を務めていますが、オムニバスではなく、それぞれが監督した短編をつないで1本の映画にするということだったので、「どうなるのかな?」という不安はありました。

 でも、できあがった映像を観て、“なんてスムーズにつながっているんだろう”と驚きました。原作者として何の違和感もない。エラそうな言い方ですが、3人の監督の方々が僕の描きたいことを分かってくださっているということだと思います。

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