古墳時代はここから始まった?纏向古墳群(奈良県桜井市)にある6基の前方後円墳【後編】 (10/13ページ)

Japaaan

纏向勝山古墳

 纏向勝山古墳の墳丘現状。(写真:T.TAKANO)

●墳形:箸墓型前方後円墳
●全長:約100メートル
●築造年代:約250~270年頃
●主な出土品:板材(一部朱塗り)、U字型木製品、木製刀剣把手など
●被葬者:不明

 纏向勝山古墳の墳丘平面図。[現地案内板より](写真:T.TAKANO)

最も古い年代を示す出土品として、周濠くびれ部より多量にヒノキ板材(一部朱塗り)が出土し、年輪年代測定をしたところ210年頃と測定されました。

土器による編年は、北側周濠内に投棄されたものが270年頃、後円部西周濠外縁内のものが180年頃と、約1世紀の差があります。しかし、墳形が箸墓型前方後円墳であることから、250年頃に落ち着く可能性が高いと思われます。

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