10の魅力的才能を持つサヴァン症候群の人々 (1/8ページ)

photo by Pixabay
最高に魅力的で人間味溢れた心を持つ持ち主として、サヴァン症候群の人々があげられることがある。知性を司る部分に授けられた驚異的な才能を披露するその人々は、一方で別の部分に知的障害を背負っていることも多い。
サヴァン症候群の人々の知性は1つないしは2つの特定の部分に焦点を合わせている。ある研究者が述べたように、知的障害者の海に点在する"天才の島"のようなサヴァン症候群の脳の中は、単純に他の人とは違う形で整理整頓されている。サヴァン症候群は人間の頭脳は私たちが考えているより広大で、未開の地があることを証明しているのだ。
サヴァン症候群の原因は諸説があり、特定には至っていない。実際、症例により、各々メカニズムがことなり、同じ症例は二つとないという考えもある。脳の器質因にその原因を求める論が有力だが、自閉性障害のある者が持つ特異な認知をその原因に求める説もある。
また、コミュニケーション障害・自閉性障害のある者の全てがこのような能力を持っているわけではない。自閉症と同様、男女比は男性が女性の数倍である。広義には、障害にもかかわらずある分野で他の分野より優れた(健常者と比較して並外れているわけではない)能力を持つ人も含めることもある。
・10.トミー・マクヒュー

トミー・マクヒューはそれまで人生のほとんどをペテン師、犯罪者、そして麻薬中毒者として過ごしてきた。しかし彼は51歳の時に脳出血を起こし、いきなり死の淵に立たされる。彼の脳は両側から出血し、何時間にも及ぶ危険な手術を受けた。トミーは生還を果たしたものの、奇妙な副作用が現れる。彼は詩を書き始め、すっかりそれに取り憑かれてしまったのだ。