温暖化が問題なら地球の軌道を変えたらよくね?とアメリカの議員。実際にそれは可能なのか?その影響は? (2/5ページ)

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・地球の軌道を動かすためには莫大なエネルギーが必要
シャリングハウゼン氏の計算によるならば、地球の気温を3度下げて、これまでと近未来の気温上昇分を相殺するには、地球を現在の位置からさらに300万km太陽から遠ざければいいという。
地球の重さは5.972 × 1024kg。それを300万km動かすためには、5 × 1031ジュールのエネルギーが必要になる。
世界の年間発電量は1019ジュールほど。つまり目的達成のために必要なエネルギーの0.0000000000002%に過ぎない。ということで、すでにこの時点で地球を動かすという目標が野心的すぎることがわかる。
現実的にそれが実行可能かどうか置いておくとして、どうやればそれだけのエネルギーを地球に加えることができるだろうか?

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・核爆弾10億発で小惑星の一部を吹き飛ばす方法
その1つとして、核爆弾を使うという方法があるようだ。これは科学者が小惑星を動かすために提案している方法でもある。核爆発によって小惑星の一部を吹き飛ばすと、ロケット噴射のような推進力が発生するので、天体が動くという理屈だ。
だが、この方法で地球を必要なだけ動かすのはかなり骨が折れそうだ。アドラー・プラネタリウムのゲザ・ギュク氏によると、500年間にわたり毎秒核爆弾を爆発させねばならないからだ。そうやって10億発ほども爆発させたのち、ようやく300万km動かすことができる。