悲しみを和らげるというグリーフケアは具体的にどのような行為か (1/2ページ)

心に残る家族葬

悲しみを和らげるというグリーフケアは具体的にどのような行為か

グリーフケアという言葉は、最近広まりつつあり、ご存じの方も多いだろう。専門家でも定義しがたいとされているが、「故人を亡くした遺族の痛み、悲しみを和らげる」と捉えればよいだろう。具体的にはどのようなものなのか、その内容をご紹介する。

■グリーフケアとは?具体的にどのような行為?

近しい人を亡くした人(遺族)には、精神的、肉体的に苦痛を感じることが多い。グリーフケアとはそうした苦痛を和らげるためのものである。

その内容は、遺族の抱える痛みによって変わる。何もいわず、ただそばにいることで安らげることもあるし、遺族の話にじっと耳を傾けることがよいこともある。そうした情緒面でのサポートだけでなく、葬儀の手配や書類の手続きといった雑用を引き受けることで、遺族の負担を減らすこともできる。もしくは、似た状況にある遺族同士で集まり、互いの胸のうちを語ることが援助につながることもある。このように、グリーフケアは、遺族ひとりひとりにあわせたサポートが求められる。しかし、これによって、遺族は故人と向き合い、その死を受け入れることができるのだ。

■グリーフケアは第三者でなくても問題ないが…

グリーフケアに関心があるといっても、それを専門的に行う組織でなければグリーフケアはできないのか、というと、「NO」だ。しかし、遺族、特に故人との別れから間もない場合、とくに注意が必要だ。ときとして、遺族は深く傷ついていることもある。そんなとき、「がんばってね」や、「いつまでも泣いていても仕方ないよ」といった言葉は、遺族をより追いつめることもある。むろん、その言葉をかける人間との日頃の関係などで変わってくるが、やはり避けた方がよいだろう。もし、近くにそうした人がいる場合、またその人になにがしかのサポートを行いたいと思う場合、自身の言動には十二分に気を付ける必要がある。

■葬儀で悲しみをいやす

グリーフケアといっても、何も特別なことをする必要はない。葬儀を行うこともまた、ひとつのグリーフケアなのだ。

近年、葬儀は葬儀社がその手配などを引き受け、執り行うことが多い。そのときに、出棺の前に少し時間を取り、遺族と故人とだけで過ごせるようにしてくれることがある。

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