横浜市長選、9人乱立で注目される「菅・藤木・小此木」の"三角関係" (2/3ページ)

Asagei Biz

 もちろんカギの握るのは“みなと”(横浜港運協会)の前会長で、「ハマのドン」と呼ばれてカジノは断固反対の立場を取る藤木幸夫氏の動向だ。

「菅首相は小此木さんのお父さんの彦三郎・元建設大臣の秘書を務めていましたが、その小此木さんの盟友が藤木さんで、小此木家と藤木家は3代にわたる付き合い。ですから、小此木さんが菅さん肝いりで自らも推進派だったカジノに反対を唱えて市長選に立候補した際には、『藤木さんの顔色を窺った』とも揶揄されましたが、そんな単純なものではないでしょう」(全国紙記者)

 事実、それで菅首相と小此木氏とは反目するはずだったが、7月29日付けの地元タウン誌では2人してちゃっかりと対談。最後に「小此木さんの政治活動を全面的かつ全力で応援します」と菅首相が言い切っていることで、タウン誌でありながら永田町でもその存在が話題になったほどだ。

 小此木氏が間に入ることで3者の関係は“シャンシャン”になったかと思いきや、藤木氏は7月17日にカジノ反対派の急先鋒である山中氏の事務所開きに出席して全面支援を表明。ところがその藤木氏、8月3日に開かれた日本外国特派員協会の会見では、「山中さんのことは何も知らない」と発言し、周囲を煙に巻いた。その一方で、「でも当選するのは八郎でしょ」「わたしゃあ、八郎の名付け親」とまで言い出し、周囲を翻弄するばかりなのだ。

「複雑なように見えますが、藤木氏の現在の立ち位置を見れば全体がスッキリします。2015年に横浜市が山下埠頭の再開発計画を発表、17年に林市長がカジノを白紙として市長に当選、そして19年に白紙を撤回してカジノ誘致を表明したところから藤木氏が断固阻止で立ち上がります。

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