次世代の鎖帷子か!圧縮すると硬化する、柔軟で強度の高い新素材が開発される (2/4ページ)

image by:Nanyang Technological University
・お米が入った袋が硬くなる原理「ジャミング転移」を利用
日本人ならその原理はとても身近なものだ。お米が入っている袋がガチガチと硬いことを、おそらく誰もが知っているだろう。
あれはお米の粒が動きまわる隙間がなくなり、お互いにかみ合うことが原因だ。この現象を物理学では「ジャミング転移」と呼んでいる。
今回の新素材もこれと同じ。ビニールで真空パックされることで、鎖帷子が動く隙間がなくなるために、がっちりとした強度を発揮するようになる。
The smart chain mail fabric that can stiffen on demand・真空パックにすると自重の50倍に耐える
ナイロンからつくられた鎖帷子素材は、圧縮することで25倍も硬くなるという。板のような形にした場合、1.5kg(自重の50倍)の重さに耐えることができる。
また圧縮していない状態のものに鉄球を落とすと26ミリたわむが、これを真空パックすると3ミリしか変形しなくなる。