若者相手に大ゲンカ…戦国大名・伊達政宗のなんとも大人げないエピソード (1/4ページ)

Japaaan

若者相手に大ゲンカ…戦国大名・伊達政宗のなんとも大人げないエピソード

「無礼者!」

思わぬ粗相や狼藉により、不興を覚えた者の口走るこのセリフ。

不興を買ってしまった者には、状況しだいで死刑宣告に聞こえる重さがある一方、第三者には「小物感」が伝わってしまう軽さもあります。

(そんな些細なことで、いちいち目くじら立てなくても……)

やはり大物であれば、ちっとやそっとの事で動揺したり、声を荒らげたりなどしないもの。

伊達政宗。Wikipediaより

そんな美学は戦国時代の武士たちも同じだったようで、今回は独眼竜として有名な伊達政宗(だて まさむね)のこんなエピソードを紹介したいと思います。

そんな一撃、痛くも痒くもない!が……

今は昔、ある時のこと。政宗の屋敷へ旗本の兼松又七(かねまつ またしち)が見舞いにやって来たそうです。

「伊達公におかれましては、ますますご活躍と聞き及んでおりまする……」

「いやいやそれほどでも、ははは……」

と言ったかどうだか、他愛ない(特に内容を書き留めるほどでもない)雑談に花を咲かせ、さぁそろそろ帰ろうか……といったその時。

「……っ!」

いったい何を思ってか、又七は突如として政宗に跳びかかり、持っていた扇でその頬っ面を強打したと言います。

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