3Dプリンターで、なんでも簡単に作れると思うなよ! フィギュア製作者が語る「現実の厳しさ」 (1/3ページ)
「3Dプリンター」といえば、使ったことはなくとも聞いたことがある人は多いだろう。
かくいう記者も現物を見たことはないが、通常のプリンターでデータを紙に印刷するように、3Dプリンターは読み込ませたデータが立体になって出てくる......そんなふうに想像していた。
まさに「最先端の便利な機械」。ところが、ツイッターで注目されているのは、そのイメージを覆すイラストだ。

これは、フィギュアや3DCG、イラストを制作しているAurélienさん(@anesthesie78)が、2021年10月27日にツイッターへ投稿したもの。
「想像の3Dプリンター」からは「勝手にフィギュアが出てくる」のに対し、「現実の3Dプリンター」には、「くさいレジン」「合わないパーツ」などの困難があるという。
どうやら、記者が想像していたような、なんでも立体で出てくる便利な製品ではないらしい......。
29日、投稿者のAurélienさんに詳しい話を聞いてみることにした。
「前髪」と「後ろ髪」も分割
Aurélienさんが3Dプリンターを使う時には、アニメキャラクターの二次創作フィギュアを制作することが多い。オリジナル作品も作っていて、3Dプリンターで制作を始めたのは約1年前。使っているのは、3万円ほどで購入した家庭用3Dプリンター「Elegoo Mars」だ。3Dにもいろいろあるが、これは光造形式という、液体のレジンを光で固めていくタイプ。