背負うことをやめ、ありのままの自分でステージへーー。山村響、2年ぶりのワンマンライブ「town」ライブレポート (3/7ページ)

バリュープレス

もう1曲は、10月末にサービスを終了したアプリゲーム『プロジェクト東京ドールズ』から「Candy Star」。このゲームで演じたヤマダという役にまつわる思い出を語り、「ありがとうの思いを込めて何かできないかなと思って、カバーしたいなと思ったんです」と続ける。

 と、ここで「そうだ。この前にしようと思ってた話があるんです、すいません」と笑って、客席に置いてあったおみやげの説明。ブロマイド2枚と「▶︎はじまりのまち」のアコースティックバージョンを収めたCD-R、そして飴が2粒。過去にもお菓子をプレゼントしたことがあるそうだが、「かたくなに食べない人がいるから、今回は2粒つけました。食べる用と取っとく用」と笑う。前夜、上京中のお父さんに袋詰めを手伝ってもらったそうだ。

「この空気だと行きにくい」と苦笑いしつつ、飴(キャンディ)の話からそれなりにきれいにつながった感のある「Candy Star」は、アイドルソングらしくキュートな雰囲気の原曲をグッとおしゃれに大人っぽくリアレンジした、山村いわく「シティポップバラード」バージョン。「COSMOS」で感情を解放したせいか、個人的にはこの後さらに動きがよくなった気がした。


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「今日は西山くんいないけど、エア西山を感じながら、踊って、手を振り上げて、盛り上がるぞ!」と、EPでは声優でアーティストでもある西山宏太朗とデュエットしていた「Rudder」からいよいよ終盤だ。サビでは簡単な振り(山村言うところの“クソダサダンス”)を観客と一緒に踊る。さらに「真夜中にやってるおいしいごはんやさん」を続け、はしゃいだ調子のキュートなラップに幡宮と今井の「いらっしゃいませー!」もばっちりキマって、雰囲気は最高潮に達した。

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