始皇帝の生まれ変わり?神の中の神と讃えられた秦河勝のエピソードを紹介 (1/4ページ)

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始皇帝の生まれ変わり?神の中の神と讃えられた秦河勝のエピソードを紹介

古代日本の伝説的政治家・聖徳太子(しょうとくたいし)の片腕として文武両道の活躍を見せた秦河勝(はたの かわかつ)

秦という姓の通り、中国大陸から渡来してきた一族なのですが、その名づけ親は欽明天皇(きんめいてんのう。第29代)だという伝承があるそうです。

第29代・欽明天皇。Wikipediaより

一体どういうことなのか、今回はそれを調べて紹介したいと思います。

始皇帝の生まれ変わり?奔流から拾われた奇跡の赤子

今は昔、大和国(現:奈良県)の初瀬川(はつせがわ)が氾濫し、大神神社(おおみわじんじゃ。現:桜井市)の前に一人の赤ん坊が流れ着いたそうな。

「可哀想に、両親はさぞや嘆き悲しんでいるだろう……」

「いや、もしかしたら何かのご神意やも知れぬ……」

という訳で、その子を朝廷へ連れて行ったところ、欽明天皇がこんなことを言いました。

「そう言えば、前にこんな夢を見た……」

夢によれば、欽明天皇の前に一人の童子が現れて「吾は秦(しん)の始皇帝(しこうてい。嬴政)の再誕(生まれ変わり)なり、縁有りてこの国に生まれたり」と言ったのだとか。

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