新種の巨大魚竜の化石を発見。全長18メートルで地球最古の巨大生物の可能性 (2/5ページ)

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これは当時の生物としては、陸海問わず最大のものだ。

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C・ヨウンゴルムの頭骨の化石 image credit:Martin Sander

・三畳紀中期に生息、300万年で巨大化
 C・ヨウンゴルムが登場したのは、およそ2億4600万年前。地球最初の魚竜が誕生してからわずか300万年後のことだ。たったそれだけの期間で、世界最大の動物マッコウクジラにも匹敵する巨体に進化したことになる。

 細長い口先と円錐状の歯から、イカや魚を食べていただろうことが窺えるが、その体の大きさから考えると、もっと小さな海生爬虫類の子供を捕食していた可能性もあるようだ。

 発掘地付近の山脈では、アンモナイト・現生のタコやコウイカの祖先・海生爬虫類といった化石が数多く見つかっている。

 これらを総称して「フォッシル・ヒル動物群」と呼ぶが、その中にはC・ヨウンゴルムが食べていた主なエサやライバルもいただろうと考えられている。

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image credit:Natalja Kent, the Natural History Museum of Los Angeles County (NHM)

・過酷な生存競争に勝つための適応進化か?
 体が大きいとはいえ、C・ヨウンゴルムは厳しい生存競争を生き抜かなければならなかったようだ。

 数理モデルから推定されたC・ヨウンゴルムの消費エネルギーを考えると、フォッシル・ヒル動物群の生態系においては、まだ他にも巨大肉食魚竜が生きていた可能性が高いからだ。

 大昔にはさまざまな大きさの魚竜が登場し、それぞれ独自の生存戦略が広まった。

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