「鎌倉殿の13人」義時を心服せしめた頼朝の威厳…第2回「佐殿の腹」振り返りと次回のポイント (8/9ページ)
清盛は頼朝のことをよく覚えていなかったようで、かつて自分で助命しておきながら「なぜ殺さなかった」と訊ねるなど、当人も、平家政権も少しずつ綻びが見え始めていることを表しているようです。
また、せっかく京都から嫁いできたのに、家族が誰もいなくて「嫌われている」と思い込む時政の新妻・りく。この時点ではまだ後世に伝えられるような悪女ではない設定らしいですが、すでに十分イチモツ腹にありそうに感じられてなりません(演者が宮沢りえだからでしょうか)。
そして政子と実衣のおしゃべりシーン。妹の「あんなの、どこがいいの?」「私には、ただのハッキリしない男にしか見えないけど」というツッコミも馬耳東風。
政子の「生涯かけて支えたいと思える男性に出逢えたの」という言葉に「ハイ、いただきましたー!」と茶化すような合いの手。恐らく内心「これで何度目だよ」と呆れている含みがありありと見てとれました。
他にも頼朝がアジの焼き魚に文句をつけた際、ニッコリと微笑みながら、それでも食べないことを許さない断固たる政子の姿に、空恐ろしさを感じます。
頼朝に対して「佐殿、逃げる(政子から手を引く)なら今の内ですぞ!」「この女はやめておけ、将来すさまじいことになりますぞ!」と視聴していて何度ツッコミを入れかけたことか……。