「鎌倉殿の13人」義時を心服せしめた頼朝の威厳…第2回「佐殿の腹」振り返りと次回のポイント (3/9ページ)
(※)史実では、ここで祐親の長男・河津祐泰(演:山口祥行)が討死にし、その遺児たち(曾我兄弟)が工藤祐経に対して仇を討つ「曾我兄弟の仇討ち」が繰り広げられますが、果たして「鎌倉殿の13人」では描かれるでしょうか。
北条屋敷へ戻った二人一方そのころ、伊東勢の包囲を脱出した北条義時(演:小栗旬)は源頼朝(演:大泉洋)を連れて富士の裾野までやって来ると……。
飛んできた一筋の矢。すわ追手か!?……と思ったら、矢柄に刻まれた名前は、頼朝の乳兄弟である山内首藤経俊(演:山口馬木也)。
狩りに来ていた経俊は頼朝との再会を喜び、「佐殿が立てば、多くの武士が馳せ参じましょう。私もしかり」なんて調子のいいことを宣(のたま)います。
皆さん、このセリフ。よくよく覚えておいて下さい。こやつは数年後、頼朝の挙兵に際して、真逆のことを吐(ぬ)かします。
加えて飛んできた一筋の矢というのもポイントで、後に石橋山の合戦で頼朝公の鎧の袖を射抜くのも、この経俊……という伏線なのでしょう。
後に捕らわれた経俊の助命を嘆願する山内尼(頼朝の乳母)に対して、頼朝は黙って射抜かれた鎧の袖と、射抜いた経俊の矢を持ってくる……というエピソードが劇中に盛り込まれるかはお楽しみです。
……さて、みんなはどうなったかと伊豆の北条屋敷まで帰って来ると、祐親らと一応の和解をし、改めて頼朝が北条家の預かりとなったことが告げられました。