垂直発射から滑走路で離陸する時代へ。飛行機と同じように宇宙へ飛び立つ宇宙航空機が開発中 (1/3ページ)
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宇宙航空機(ロケット)の離陸というと、発射台からに垂直に打ち上げられる所を想像するだろう。だが今後は、飛行機と同じように滑走路から飛び立ち、大気圏を突破することになるかもしれない。
米ワシントンに拠点を置く航空宇宙企業「ラディアン・エアロスペース社(Radian Aerospace)」は、世界初の、完全再利用可能な「水平離着陸型」の宇宙航空機を開発するために、2750万ドル(約31.6億円)の資金を確保したと発表した。
・世界初の滑走路から飛び立つ宇宙ロケット
この宇宙航空機は単段式で、離陸後にブースターを切り離す必要はない。また繰り返し利用することが可能であるために、宇宙飛行のコストを大幅に削減すると見込まれている。
「宇宙へのアクセスの広まりは、人類にとって無限のチャンスを意味します。そのうち宇宙旅行を飛行機の旅と同じくらい手軽で便利なものにするつもりです」と、ラディアン・エアロスペース社のリチャード・ハンフリーCEOは語る。
繰り返し離着陸できる宇宙船なら、過去にNASAがスペースシャトルを開発している。
しかしそれは2段式のロケットに乗せて打ち上げられるために、システム全体として見ればブースターの切り離しが行われている。
現時点では、わざわざブースターを切り離す必要がない単段式ロケットは開発されておらず、仮にラディアン社が成功するならば、宇宙旅行のコストと諸問題を劇的に削減する大きな一歩になる。