絶滅危惧種、フィリピンワシを救う為、親鳥に偽装して餌を与える保護センター職員 (1/3ページ)
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フィリピンに生息するフィリピンワシは絶滅の危機に瀕しており、現在確認できるつがいは400組程度に満たない。世界で最も希少な猛禽類の1種である。
フィリピン・イーグル・センターでは、フィリピンワシを救済し、保護とリハビリ活動を行っている。同時にヒナを野生に返すため、様々な取り組みが行われている。
この映像は、人間との接触を最小限に抑える為、手に親鳥のマスクを装着したスタッフが、ヒナに餌を与えている場面だ。
・人間との接触を最小限に抑える為の工夫
フィリピンワシは全長1メートルほどの猛禽類で、全長および翼の面積は現在生存しているワシの中で最大だ。頭に美しい冠羽がある。
森の中の最強の捕食者にもかかわらず個体数が激減している理由は、森林伐採による生息地の破壊、食用や飼育・展示用の乱獲などによるものだ。
フィリピンではフィリピン・イーグル・センターを通じて、調査や飼育下繁殖・啓蒙活動などの保護策が進められているが、新型コロナの影響で人が森に入る頻度が高くなり、密猟するケースが増えてきているという。
施設では、飼育個体を再導入する試みが進められており、この映像は生後1週間のフィリピンワシのヒナを、スタッフが親鳥のマスクを手に装着し餌を与えている様子だ。