【召喚連載】メガテン大司教・鈴木一也の邪教の館 第13回「プーチンの戦争1」 (10/11ページ)
今ウクライナを失うと、ロシアも失われるぞと……」
大司教「NATOに加盟したいというゼレンスキーの発言、これも罠の一部なのか?」
アンドラス「NATO加盟はすでに憲法に書かれているくらいだぁ! 本質はそこではない」
大司教「ではなんだ?」
アンドラス「バイデンは、去年からウクライナ問題でアメリカは派兵しない、と何度も明言しているのダァ!」
大司教「みえみえの罠ではないか?」
アンドラス「トランプが行っていたウクライナへの軍事支援も止めていた」
大司教「しかもNATOの大陸諸国はロシアから格安の天然ガスの供給を受けているから、ロシアと強く敵対できない!」
アンドラス「そう、バイデンの発言は、ロシアのウクライナ侵攻をアメリカは容認する、と取れるのダァ!! そして今なら妨害なくウクライナに進めると、プーチンの目の前に視界が開けた」
大司教「たとえ罠だとしても、それを敢えて踏み、そして踏み破り突き進んで勝てばいい」
アンドラス「こうして、状況は整えられた……ガァ」
<第14回に続く・・・>
イラスト:闇雲大佐
悪魔:アンドラス(Andras) 古代ユダヤのソロモン王に封じられたという72柱の悪魔のうち63番目の1柱。不和の侯爵として知られる。地獄では悪魔の30の軍団を率いる大侯爵である。フクロウかカラスのような凶相の鳥の頭部を持ち、鞘走れば燃え上がる鋭利な剣を携え、巨大な黒狼に騎乗する堕天使の姿で現れる。争いと不調和を人々の間にもたらす権能を持つ。その本質は残虐で暴力的とされる。召喚者の敵を仲間割れで自滅させる。しかし召喚者自身が不適格ならば、その能力を使って召喚者とその仲間を引き裂き、殺し合わせるという。