日常的に着物を着ていた日本人が何故洋服を着るようになったのか、明治時代の「引札見本帖」に探る【完結編】 (3/9ページ)
名所江戸百景 駿河町(部分)越後屋の暖簾が見える 画:歌川広重 ウィキペディアより
紺の地に「井桁の中に“三”の紋」が染め抜かれています。三越なのに、三井?それについてはこのような理由があります。
1673(延宝元)年に三井高利が創業した越後屋。屋号は高利の祖父の時代まで「越後守」を名乗る武士であったことから「越後屋」とし、人々からは「越後さんの店」と呼ばれていました。その後三井家の姓を取った「三井呉服店」となり、1904年、「三」と「越」を取って「三越呉服店」となり、現在の「三越」に至ります。