日常的に着物を着ていた日本人が何故洋服を着るようになったのか、明治時代の「引札見本帖」に探る【完結編】 (8/9ページ)
割烹着はこれさえ着てしまえば女性同士の着衣の優劣を隠すことができる点も評価されていました。
1983年 靖国神社臨時大祭で参拝する国防婦人会 ウィキペディアより
1945年(昭和20年)に第二次世界大戦で敗戦を迎えるまで、日本の一般庶民に“洋服”は広まりませんでした。
敗戦後、日本は壊滅的な打撃を受け、日本国民は食べるものにも困窮するほどの事態となりました。そのためアメリカなどの連合国から食料などの援助を受けることとなったのです。
洋服もDHQの古着の放出衣類がアメ横などで売られるようになり、洋服が流通することとなりました。
戦後、日本が落ち着きを取り戻し始めた頃、婦人雑誌などに洋服の写真や、自分で洋服を作るための服の図案が必ず掲載されるようになり、女性たちは自分で洋服を作り始めるようになります。