日常的に着物を着ていた日本人が何故洋服を着るようになったのか、明治時代の「引札見本帖」に探る【完結編】 (4/9ページ)
『三越のあゆみ』より引用(https://www.imhds.co.jp/ja/business/history/history_mitsukoshi.html)
此美人 画:橋口五葉 明治44年三越呉服店懸賞ポスター第1等受賞作 ウィキべデアより
ちなみに上掲のポスターは三越呉服店懸賞ポスター第1等受賞作のポスターです。少し古くなりますが明治44年のものです。
この時代は「大正デモクラシー」という言葉に象徴されるように、人々は“藩閥政治”を否定し、国民の意思を反映した「政党による政治」を求めるようになり、
一般庶民が生活の苦しさに起因して、一揆やストライキ、デモ、そして女性の自立を求める運動など、具体的に政府に運動を起こす時代となったのです。
急激に西洋文化が日本に流入してくるということは、物品だけではなく日本人の思想・考え方にも影響を与えていったのです。それはつまり“自由”という発送です。
都市部近郊の鉄道や道路網の拡大、自動車・乗り合いバスなどの交通手段の発展により都市化が急激に促進されました。