【秘話 鎌倉殿の13人】源頼朝最後の男系男子・貞暁(じょうぎょう)の波乱に満ちた人生と北条政子との因縁:その2 (5/6ページ)

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しかし、乳母と正妻の一族である比企能員(ひきよしかず)とともに、源氏一族と北条氏に圧力を加えていく頼家の動向は、やがて頼家自身を破滅に追い込んでいくこととなるのです。

時政:能員め。頼家公に取り入り、幕政を仕切ろうとする魂胆は読めた。今こそ、その禍根を断つべき時だ。

頼家が全成を誅殺した2ヶ月後、頼家が病により危篤状態に陥ります。その機に乗じて、北条時政が頼家の妻の父・比企能員を謀殺し、比企一族を滅ぼしてしまいました。わずか6歳の頼家長男一幡も数か月後に捕らえられ義時の郎党に刺殺されたといいます。

頼家:おのれ時政め、北条の者どもめ。比企のみならず、我が子一幡までも手にかけるとは。許さじ!

意識が回復した頼家は、比企一族と一幡が殺されたことを知り激怒します。太刀を手に立ち上がるものの、政子に押さえ付けられ、時政によって伊豆修善寺に幽閉されてしまいました。そして、1203(建仁3)年11月、時政の兵たちによって殺害されてしまうのです。

鎌倉幕府二代将軍源頼家。政子の実家北条氏と対立の末、伊豆修善寺で謀殺された。

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