武装解除の日本史!「刀狩り」は戦国時代の豊臣秀吉だけではなかった【後編】 (1/3ページ)
近代最初の刀狩り・「廃刀令」
【前編】までは、豊臣秀吉が行った「刀狩」までを説明しました。
武装解除の日本史!「刀狩り」は戦国時代の豊臣秀吉だけではなかった【前編】時代が下って明治時代となり、武士が政治を司る時代が終わりを告げると、江戸時代の封建的な身分制度を廃止しようとする動きが強まります。
それには武士階級の象徴ともいえる「日本刀」を武士から剥奪する必要がありました。
そこで、明治9年(1876年)に明治政府によって発布されたのが、大礼服着用の場合及び軍人や警官以外の帯刀を禁止する法令、通称「廃刀令」です。
日常的に帯刀できる者を、軍人や警官など治安維持の公務に携わる者のみに限定したのです。
この廃刀令自体は実際に刀を没収する法律ではなく、刀を所有したり懐中に入れて持ち運ぶことなどは許可されていました。

