「鎌倉殿の13人」義仲の最期、開花する義経の軍略…第16回放送「伝説の幕開け」振り返り (1/7ページ)
源頼朝(演:大泉洋)が斬り捨てたのは、上総介広常(演:佐藤浩市)だけではなく、主従の情義だったのかも知れません。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第16回放送「伝説の幕開け」。そのサブタイトルが示すのは、源義経(演:菅田将暉)の軍神ぶり。
まさしく戦うために生まれてきた義経が、木曽義仲(演:青木崇高)を蹴散らし、一ノ谷で平家の軍勢を奇襲します。
ここから一気に平家を滅亡へと導く義経伝説が幕を開けるのですが……鎌倉では、既に政争の暗雲が立ち込めていました。
北条時政、鎌倉へカムバックを果たすも……亀の前事件で頼朝に愛想を尽かし、伊豆に帰っていた北条時政(演:坂東彌十郎)が鎌倉に帰ってきました。
安達盛長(演:野添義弘)が迎えに行き、頼朝から「舅殿がいなければ……」と持ち上げられて表向きはにこやかな時政ですが、内心穏やかではありません。
誰かに落ち度があれば、その領地が他の誰かのものとなる。広常を斬った前例により、御家人たちが互いの足を引っ張り合うように。
いつまでも伊豆に引っ込んでいては謀叛を疑われかねない……慌てて戻って来た時政の進むべき道は、これまで以上に源氏に取り入り、つき従うこと。