「鎌倉殿の13人」ついに平家討伐の最終決戦!第18回放送「壇ノ浦に舞った男」予習【前編・屋島の合戦】 (5/7ページ)
「何の合図じゃ、あれは?」
義経が後藤兵衛実基(ごとうの ひょうゑさねもと)に尋ねたところ、どうやら「射られるものなら落としてみよ」という挑発のようです。
遠く離れて波間に揺れる扇の的……なかなか射るのは難しそうですが、ここで下野国(栃木県)の住人・那須与一宗高(なすの よいちむねたか)が推薦されました。
「与一の腕前はどんなモンだ」
「飛ぶ鳥を射れば、2/3くらいの確率で射落とせるほどでさぁ」
「ふーん……おぅ与一、あの扇の的を射落とせ」
「正直、あんな不安定な的を射落とせる自信がありません。仕損じたら味方の士気も下がりますし、もっと腕の確かな方にお任せいただけませんか」
辞退する与一に、義経は怒鳴りつけます。
「何だと、俺の命令が聞けないのか!逆らうヤツはとっとと帰れ!」
現代社会なら「ハイさようなら」案件ですが、ここで大人しく帰ったところで、ロクな未来は待っていません。
仕方なく命令を受けた与一は、運を天に任せて扇の的に挑みました。