「鎌倉殿の13人」ついに平家討伐の最終決戦!第18回放送「壇ノ浦に舞った男」予習【前編・屋島の合戦】 (6/7ページ)

Japaaan

安達吟光「大日本史略図会 四十九 那須与市宗高扇的を射て大に名誉を得る」

「南無八幡大菩薩、我が国の神明、日光権現、宇都宮、那須の温泉大明神、願はくはあの扇の真中射させて給ばせ給へ。これを射損ずるものならば、弓切り折り、自害して、人に再び面を向ふべからず。今一度、本国へ向かへんと思し召さば、この矢外させ給ふな」

※『平家物語』巻第十一「扇の的」より

源氏の氏神である八幡大菩薩と皇室の祖先である神明(天照大御神)に始まり、日光権現(日光二荒山神社)、宇都宮(宇都宮二荒山神社)そして那須の温泉大明神(那須温泉神社)……思いつく限りあらゆる神様に願をかけているところに必死さが感じられますね。

必死な願いが神々に聞き届けられたのか、矢はみごとに的中。敵味方の分け隔てなく、与一の腕前を賞賛したのでした。

ここで終われば「よかったね、与一」なのですが、感動のあまり平家方の武者(50歳くらい、黒革縅の鎧を着用)が扇の的が立っていた辺りで舞いを披露します。

それが挑発に見えたのでしょうか。

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