「鎌倉殿の13人」ついに頼朝追討の宣旨!?受けて立つ頼朝…第19回放送「果たせぬ凱旋」予習 (9/11ページ)
郷御前)は別ルート(途中で合流)で奥州へ、娶って間もない側室の蕨姫(平時忠の娘)は義経を早々に見捨てて京都に残ったと見られます。
「……まぁ、そうなるな」
黄瀬川(現:静岡県清水町)に駐屯していた頼朝は、義経の都落ちを知ると間もなく鎌倉へ引き上げていきました。
天魔と天狗の言い争い「……で?九郎らに宣旨を発せられた言い訳は?」
とりあえず義経の謀叛がほぼ片づいたので、頼朝は後白河法皇を責め立てます。その場の勢いで後先考えずに討てなどと言うから、こういうことになるのです。
「えーと、それはきっと魔が差してしまったのでしょう。あやつらは宣旨を下さねば自害するなどと脅すので仕方なく、と言いますか(万が一逆ギレされたら怖いですし)……でも本心じゃなかったので、宣旨を下したとは言っても実質的にはそうでないようなモノでして……えーとえーと……」
【原文】……行家。義經謀叛事偏爲天魔所爲歟。無宣下者參宮中可自殺之由。言上之間。爲避當時難。一旦雖似有勅許。曾非叡慮之所與云々。是偏傳天氣歟。
※『吾妻鏡』文治元年(1185年)11月15日条
これを聞いた頼朝は呆れて答えます。
「その天魔とやらが誰を示しているのかは存じませんが……天魔とは仏法を妨げ、人々に禍をなす者。