上杉謙信の「敵に塩を送る」は商戦でも美談でもなかった?そこには今川氏真の策略が! (4/4ページ)

Japaaan

今川氏真(Wikipediaより)

謙信としては武田家と和平交渉を進めている最中で恨みを買うわけにもいきません。しかし今川や北条の機嫌も損ねたくないので、「信玄と合戦する気はあるが、経済戦争には加担しない」と断った上で塩の値段をコントロールしたのです。

この謙信の対応により、武田の領民は塩不足で苦しまずに済みました。「敵に塩を送る」の実態は商戦でも美談でもなく、謙信の綱渡り外交から生まれたものだったのです。

いずれにせよ、この謙信の対応により武田領内の領民が救われたのは間違いありません。

「牛つなぎ石」ひとつの由来を辿っていっても、こんな歴史的背景があるのです。

参考資料

松本城伝説 新まつもと物語

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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