「鎌倉殿の13人」義経ロスなんて言ってらんない今後も怒涛の展開が…第20回放送「帰ってきた義経」振り返り (9/13ページ)
当時、日宋貿易や遣唐使など外洋に出るのは命懸け。理屈ではともかく、じゃあ実際に避ける兵数や装備、兵糧なども算段に入れねば実感が湧きません。
とは言え「海から攻め込む」という作戦は鎌倉幕府を滅ぼす時に新田義貞(にった よしさだ)が採っており(西から磯伝いですが)、また鎌倉幕府が滅んだのは元弘3年(1333年)5月22日。
海神に宝刀を奉げ、潮を退かせて鎌倉へ攻め込む新田義貞。♪七里ガ浜の磯伝い 稲村ガ崎 名将の 剣投ぜし 古戦場……唱歌「鎌倉」でも歌い継がれる名場面。月岡芳年筆
恐らくは令和4年(2022年)5月22日の放送に、これを持って来たかったのでしょう。その趣向をこそ味わうべきであり、野暮を言っちゃいけません。
義経の作戦はその軍才を理解していた梶原景時(演:中村獅童)にももたらされ、最期まで義経らしさを忘れないところに、彼らしさが感じられます。
弁慶の奮戦ぶりを楽しげに眺めるその姿は、ただ大人しく死ななそうな気配も漂わせていました。彼の伝説は、まだ幕を下ろさなそうな気がしてなりませんね。