未来の世界は極小カニ型ロボットが体内で病気の治療をしたり、機械修理を行うようになるかもしれない (2/3ページ)

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 電気がなくても動き回れるロボット開発に成功したのは、そんなカニのクリエイティブな形だからこそかもしれない。

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Tiny robotic crab is smallest-ever remote-controlled walking robot・形状記憶合金の弾性を生かし、電気なしで動く
 ロボットは「形状記憶合金」でできている。これは熱を加えるとあらかじめ”記憶”された形状に戻り、冷やすと”変形”する。

 そこで特殊なレーザーを照射して、ロボットの各パーツの温度を細かくコントロール。これによって記憶形状と変形形状を延々と切り替えることでロボットを歩行させる。

 このときロボットの小ささが役に立つ。ボディが小さいために、速やかに冷却される。おかげでロボットを素速く走らせることだってできる。

 研究グループのファン・ヨンガン教授によれば、1秒でボディの半分ほどの距離を移動できるという。

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カニ歩きはレーザー照射で温度をコントロールして行う / image credit:Northwestern University・ワクワクを形にするロボット工学
 小さな電子機器や人体でカニのロボット軍団がわらわらと作業する風景はシュールだが、その生産プロセスもまたシュール。まるで飛び出す絵本のようだ。

 生産段階のカニは真っ平らだ。これを伸縮性のある基材に接着し収縮させると、ちょうど飛び出す絵本のようにカニがポンっと飛び出す。
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