「鎌倉殿の13人」分裂する北条ファミリー、坂東武者の権力抗争…第26回放送「悲しむ前に」振り返り (2/7ページ)
義時(あの時、逃げておけばよかったな……)そう思ったか、あるいは(イメージ)
「逃げ帰るなら、今のうち」頼朝の死という最大にして恐らく最後のチャンスを逃した義時は、これから混沌の権力抗争を闘い抜かねばならないのでした……。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」7月3日(日)放送の第26回「悲しむ前に」。多くの恨みを買った頼朝の死ですが、政子のけなげな姿に胸打たれた視聴者も多いのではないでしょうか。
それではさっそく今回も振り返っていきましょう。
「これは、何ですか」頼朝、最期の奇跡義盛「……ろくな死に方はしねぇと思ってはいたが、馬に振り落とされたらしいぜ。武家の棟梁が情けない」
重忠「寂しいお方です。心の底から嘆き悲しんでいるのは、お身内を除けばごく一握り」
どこまでも嫌われ続けた頼朝の死を嘲る和田義盛(演:横田栄司)と、憐れむ畠山重忠(演:中川大志)。
……冥土の当人たちが聞いたら怒り出しそうなものですが、あくまでお芝居の役柄と我慢していただきましょう。
だいたい現代の私たちだって、例えば筆者が死んでも心から嘆き悲しむのなんて、せいぜい妻や母親がいいところ。他の親族なぞ表向きこそ泣いては見せても、その脳内は忌引きの埋め合わせを考えているに決まっています。
それが悪いと言っているのではなく、しょせん人間そんなものだという話し(何なら筆者だって似たようなもの)です。