「鎌倉殿の13人」分裂する北条ファミリー、坂東武者の権力抗争…第26回放送「悲しむ前に」振り返り (4/7ページ)

Japaaan

頼朝に「さっさと死んで交代しろ」と言っているに等しいのですから。

実衣「もしもの事を申してるの。その時は、私も御台所となって鎌倉殿をお支えしていくつもりです」

政子「あなたに御台所が務まるものですか!……あなたには無理です」

ちょっと言い方はきついかも知れませんが、政子の張りつめた精神状態で、笑みを浮かべながらそんなことを言われればピシャリと言ってやりたくもなるでしょう。

後世「キツい女性」としてイメージされる政子だが、彼女だって好きでキツくなったのではない。

まぁ、それを差し引いても実衣に御台所は難しいでしょう。政子の言葉足らずを補うのであれば
「私が味わい続けてきた苦労をあなたにさせるのは、家族として耐えられない」
ということではないでしょうか。

ちょっと嫌なことがあればさっさと逃げてしまう実衣の姿は、第1回放送「大いなる小競り合い」からずっと見てきました(それはそれで嫌いじゃありませんが)。最初は政子も似たようなものでしたが、それでも耐え抜き、研鑽に努めてきた姿も見てきました。

もし実衣が真剣に「もし夫が鎌倉殿になったら、御台所として彼をお支えしたい」と政子に教えを乞う態度であれば少しは違ったのでしょう。

しかし実衣の「姉上にできたんですから、私だって」という態度は、政子が永年積み重ねてきた苦労をバカにしているとも思えてしまいます。

振り返ってみれば、北条家の中でもどこか半人前扱いだった実衣(例えば挙兵の計画を明かされなかった等)。もしかすると、心の底で姉たちを見返してやりたい思いがあるのかも知れませんね。

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