「鎌倉殿の13人」分裂する北条ファミリー、坂東武者の権力抗争…第26回放送「悲しむ前に」振り返り (5/7ページ)
それにしても、御台所ひいては鎌倉殿って、そんなに魅力的なものなんでしょうか。
そこら辺にいる庶民や武士であれば「さぞいい暮らししてんだろうな」と妄想を膨らませもするでしょう。しかし御台所として姉がどんな苦労をしているか、実衣の立場なら察するくらいはできそうなものです。
にもかかわらず、なおも御台所に対する憧れがある辺り、よほど上辺しか見ていない証拠。政子ならずとも「あなたには無理(悪いことは言わない。辛いだけだからやめておけ)」と言いたくなってしまいますね。
分裂する北条ファミリーかくして政子の決断により、次の鎌倉殿は比企派の頼家に。
時政「お前らには、がっかりだよ!」
政子「頼家は孫でございましょう。なぜ祝ってやろうという気持ちにならないのですか」
時政「ありゃもう比企にとられたようなもんじゃ!」
義時「……父上は北条あっての鎌倉とお考えですが、私は逆。鎌倉あっての北条。鎌倉が栄えてこそ、北条も栄えるのです」
北条だ比企だと言う前に、鎌倉をみなで支えなければ誰も立ちいかない。そうした公益の精神は、時政たちに理解してもらえません。