ギガス写本、グリモワールなど、呪いがかかっていると言われる4つの本 (3/11ページ)

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 伝承によると、この本は隠遁者ヘルマンという修道士が手がけたもので、彼は誓いを破ったため、生きたまま修道院の壁に埋め込まれたという。

 彼は自分を救うために、ある取引をした。たったひと晩で、世界のあらゆる知識を集めた本を書きあげれば、命は助かるというものだ。

 だが、そんなことはとても不可能なのはわかっていたので、彼は自分の魂を悪魔に売り、本を書きあげるのを手伝ってもらった。

 そして悪魔の肖像を署名代わりに、本を完成させた(サタンの手助けに感謝するためにイラストを入れたという説もある)。

 ギガス写本にまつわる呪いの話はいくつかあるが、ベルゼブブとの共作とも言われているわりには、その内容はそれほど恐ろしいものではない。

 1858年のある伝説では、ひとりの警備員が誤って国立図書館に一晩中閉じこめられてしまった後、施設送りになったという。

 閉じ込められた翌朝、彼はテーブルの下に隠れているのを発見され、このギガス写本が、ほかの本と一緒に空中を舞っているのを見たと主張したからということだ。・2. ソイガの書


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科学者、哲学者、数学者でもあったジョン・ディー(1527~1608) / image credit:public domain/wikimedia

 ソイガの書、別名アルダライアの書は、1500年代にさかのぼるオカルト本だ。

 16世紀に、数学、物理学、化学、天文学などの分野で活躍した著名な博識家ジョン・ディーがかつて所有していたことで、その名が知られている。

 ディーは神秘学者でもあり、とくに天使と交信することに関心をもっていた。ソイガの書は、ディーにとって垂涎の書だったに違いない。
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