ギガス写本、グリモワールなど、呪いがかかっていると言われる4つの本 (8/11ページ)
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作家で魔術師のアレイスター・クローリー / image credit:public domain/wikimedia
『アブラメリンの書』の主眼は、魔術師が聖なる守護天使、基本的には天界のもうひとりの自分と交信することを目的とした、数ヶ月にわたる手の込んだ儀式だ。
魔術師が、"天使と親密で至福な関係を築ける"3日間の後になにが起こるかというところに問題があると、デュケットは書いている。
この蜜月が終わると、魔術師は"地獄の領域にいるあらゆる未浄化の霊"、つまりすべての地獄の悪魔を召集、征服しなくてはならないという。
その際に、天使が指導してくれるというのだが、それもかなり大変なことだろう。アブラメリンの書が悪魔と本と言われるのは、この世の悪霊を退治する方法を指南しているからかもしれない。
確かに、霊はこんな情報については黙っていることを好むだろうし、コピーを持っていること自体、危険なことだとも言われている。
天使や悪魔を呼び出すやり方のほかに、誰かをロバに変えたり、曲芸をするサルの霊を呼び出したり、霊にチーズを持って来させるよう指図できる呪文も含まれている。