比企能員、暗殺計画!北条時政の命により仁田忠常と天野遠景は…前編【鎌倉殿の13人】 (1/5ページ)
源頼朝(みなもとの よりとも)亡き後、鎌倉殿の跡目を継いだ嫡男の源頼家(よりいえ)。
かつて頼朝の舅として権勢を振るっていた北条時政(ほうじょう ときまさ)は、頼家の乳父であり舅でもある比企能員(ひき よしかず)にお株を奪われつつありました。
頼家の外戚として権勢を顕わした比企能員。「大日本歴史錦絵」より
このままでは立場が危い。そこで時政は頼家を排除して北条家で抱え込んでいる千幡(せんまん。後の源実朝)を擁立したいのですが、そのためにはどうしても能員が邪魔になります。
対する能員も時政の思惑は百も承知ですから、なかなか警戒を緩めてはくれません。果たして時政による能員の暗殺は成功するのでしょうか。
あんな老いぼれ爺ぃ一匹殺るのに……笑う遠景時は建仁3年(1203年)9月2日、能員は病床の頼家に対して時政を討伐する許可を求めました。
「北条一族に権力奪取の野心があることは明らか。