「鎌倉殿の13人」ついに阿野全成の最期か…第30回放送「全成の確率」予習 (5/8ページ)
辰尅。鶴岳若宮寳殿棟上。唐鳩一羽居。頃之頓落地死畢。人奇之。
※『吾妻鏡』建仁3年(1203年)6月30日条
【意訳】午前8:00ごろ、神殿の屋根にとまっていたキジバトが転げ落ちて死んだ。人々はこれを凶兆として恐れた。
未尅。鶴岳八幡宮。自經所与下廻廊造合之上。鴿三喰合落地。一羽死。
※『吾妻鏡』建仁3年(1203年)7月4日条
【意訳】午後2:00ごろ、神殿の屋根で三羽のハトが食い殺し合い、みな転げ落ちて一羽が死んだ。
辰刻。同宮寺閼伽棚下。鳩一羽頭切而死。此事無先規之由。供僧等驚申之。
※『吾妻鏡』建仁3年(1203年)7月9日条
【意訳】午前8:00ごろ、境内にハトの生首が転がっているのが発見された。僧侶たちは驚いた。
鶴岡八幡宮の社額。「八」の字が神の使いである鳩を象っている。
ハトと言えば源氏の氏神様である八幡大菩薩のお使い。それがこう相次いで怪死を遂げていくと、源氏の行く末も危ぶまれてしまいます。