「鎌倉殿の13人」畠山重忠ロス必至!鎌倉武士の鑑が魅せた壮絶な最期・第35回放送「苦い盃」予習【後編】 (5/10ページ)
覚悟を決めた畠山重忠。月岡芳年「名誉八行之内 礼 畠山重忠」
「武士たる者、ひとたび家を出た以上は家族を忘れ肉親を忘れる覚悟が必要だ。六郎を喪ったいま、もはや帰る家はないも同じ。去んぬる正治2年(1200年)に梶原景時(演:中村獅童)殿がいっときの命を惜しんで討たれたが、ここは潔く戦い果てることで潔白を証明してやろうではないか。そもそも仮令潔白であれ(それこそ言いがかりであれ)、謀叛を疑われるような日ごろの油断をこそ恥じるべきだ」
こうして決死の覚悟を固めた重忠らに向かって、追討軍が押し寄せて来ました。その急先鋒は安達景盛。郎党の野田与一(のだ よいち)・加世次郎(かせ じろう)・飽間太郎(あきま たろう)・鶴見平次(つるみ へいじ)・玉村太郎(たまむら たろう)・与藤次(よとうじ)ら主従7騎が一丸となって突っ込んで来ます。
「おぉ、藤九郎(景盛)か。昔馴染みの親友と会えるのは、どんな場所でも嬉しいものだ……いいだろう。親友の誼だ、全力で殺してくりょうぞ!」
「いざ迎え討たん、勇気ある者はこの小次郎(重秀)に続け!」
「「「おおう……っ!」」」
ついに始まった畠山・北条両雄の決戦。