「鎌倉殿の13人」恐れる義時、受け入れる義盛。埋まりかけた両者の溝は…第40回放送「罠と罠」振り返り (5/9ページ)
どちらとも争わないため、出家遁世する覚悟を感じとった実朝は、永年の忠義に報いるため数々の地頭職に任じる下文を与えました(出家すれば無駄になると知りながら、何かしてあげたかったのでしょう)。
御所を退出した朝盛は家に帰らず出家、そのまま鎌倉を去るのでした(ただし和田義直に連れ戻されます)。
これら2つの場面はなかなかにドラマチックなので、是非とも描いて欲しかったところです。
帰ってきた北条朝時、謹慎の理由は?「(自分のために和田を滅ぼすと聞いて)父上は間違っている!」
またいつも?のように父・義時を真っ向から批判する北条泰時(演:坂口健太郎)。そこがたまらなく可愛いのでしょうが、今回は謹慎を命じられてしまいました。
ちなみに『吾妻鏡』を読んでもそのような記述はなく、和田合戦に臨んで二日酔いだった(ヤケ酒を呑んでいた)ことへの伏線として脚色したのでしょう。
一方、本当に謹慎を命じられていたのは北条朝時(演:西本たける)。こちらは前年(建暦2・1212年5月)、女性スキャンダルによって義時から勘当されています。