日本一早い!プロ野球2023セパ12球団「監督力」マル裏査定!巨人・原監督の“頼みの綱”は?阪神・岡田監督で“優勝本命”に!日本ハム・新庄監督の正念場 (3/6ページ)
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その意味では、真意はどうあれ、矢野(燿大)のほうが、立派だと思うよね」(前同)
その岡田阪神は、ドラフト直前に断行したトレードで、レギュラー経験もある渡邉諒(27)&高濱祐仁(26)の両内野手を、日本ハムから獲得。かねてより掲げている
「守りの野球」の実現に向け、失策数ワーストの内野陣強化に先手を打ってきた。
矢野阪神でプレーした野口寿浩氏が言う。
「端的に言えば、矢野阪神が“一生懸命なら失敗してもOK”だとすれば、“失敗しないような準備を徹底する”のが、岡田さんの目指す野球。チームカラーはガラリと変わるはずですよ。打てる反面、守備での凡ミスも目立つ中野(拓夢=26)あたりは、かつての藤本敦士の姿ともかなりダブる。当時の鳥谷(敬)のようないい遊撃手が入れば、コンバートもあるかな、と」
もっとも、投手力の充実は現時点でも球界随一。
仮に新監督との確執が噂される西勇輝(31)がFAで抜けても、西純矢(21)や才木浩人(23)、湯浅京己(23)ら、若手が豊富にいる。
■投手陣に厚みがあるからこそ
「投手陣に厚みがあるからこそ、改善ポイントのテコ入れが重点的にできるのが阪神の強みでしょう。貴重な左の岩崎優(31)や、岩貞祐太(31)に抜けられるのは実際、困るでしょうが、仮に岩貞が“先発したい”なら、まずは、その通りにさせるのが岡田さんですからね」(前同)
加えて、主力では「あちこち守らせるから、打撃に影響するんや」(岡田監督)と、大山悠輔( 27 )や佐藤輝明(23)らのポジション固定も、すでに明言。もくろみ通りに彼らが“覚醒”すれば、来季は間違いなく“優勝大本命”へと躍り出る。
「ファースト、サードを固定する以上、補強は外野か二遊間。