日本一早い!プロ野球2023セパ12球団「監督力」マル裏査定!巨人・原監督の“頼みの綱”は?阪神・岡田監督で“優勝本命”に!日本ハム・新庄監督の正念場 (4/6ページ)
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かつてのシーツのような、守備のいい外国人の獲得も十分に考えられますよね」(同)
■赤ヘル再建は現場未経験監督
一方、広島では、その阪神を経て古巣に戻った新井貴浩が、まったくの現場未経験から監督に大抜擢。
絶大な地元人気と人望の厚さを後ろ盾に、低迷する“赤ヘル”の再建に挑む。
「近年続いた“内部昇格”の流れからすると、新井の抜擢はイレギュラー。そこには、松田元オーナーの覚えもめでたい東出輝裕の、現場での“評価急落”も影響したと聞いています。順番からすれば、引退後も広島一筋の彼が“正当”な後継候補のはず」(前出の球界関係者)
その点、新井の人格者ぶりは球界随一。有力OBの黒田博樹氏さえもが、「新井が監督ならコーチをやってもいい」と公言する。
「彼の持つ愚直さ、人柄のよさは、現役時代なら後輩たちにもお手本となった。ただ、監督となれば、距離感も重要。ときに非情さも必要な監督が、彼に務まるのか、という懸念もある。待望論もあった現・オリックスの水本勝己ヘッドではなく、阪神時代からの“お友達”藤井彰人をヘッドコーチに引き入れた点も、評価の分かれるところです」(地元紙広島担当記者)
いずれにせよ、来季のセ・リーグは、危なげなくペナント2連覇を果たした高津ヤクルトを軸に、岡田阪神、復活を期す原巨人が、これを追う展開になりそうだ。
■パ・リーグでも大きな動き!
パ・リーグでも大きな動きがあった。西武では、広島の新井監督と同じ40代の松井稼頭央が順当に“昇格”。
絆の強いPL学園の後輩で、楽天でともにプレーした平石洋介をヘッドコーチに迎え、弱体化した“山賊打線”の再生を図る。松井監督にとっては“恩師”でもある前出の伊原氏が言う。