「鎌倉殿の13人」実朝、まさか日本脱出!?第42回放送「夢のゆくえ」予習 (6/8ページ)
鎌倉殿を継ぐ子孫はいない。なのでせめて名誉を残しておこうと分不相応な官位を求めているのだ」
まだ20代の若さで「子孫がいない」と断言するのは、子孫を「残す気がない」意思表示。
(御家人たちの権力抗争に巻き込まれるくらいなら、源氏の血統など絶やしてしまえ)
いくら静かに心安らかに暮らすことを願っても、それが叶わないのは源氏の血統ゆえ。実朝の断固たる決意を前に、広元はそれ以上何も言えなくなってしまうのでした。
この辺りから、実朝に養子を迎え(させ)る話が浮上してきたものと考えられます。
「前世の弟子」陳和卿と出会う宋の技術者・陳和卿(演:テイ龍進)が実朝に謁見したのは建保4年(1216年)6月15日。
源実朝と前世の絆が?テイ龍進の演じる宋人・陳和卿とは何者か【鎌倉殿の13人】晴。召和卿於御所。有御對面。和卿三反奉拝。頗涕泣。將軍家憚其礼給之處。和卿申云。貴客者。昔爲宋朝醫王山長老。于時吾列其門弟云々。此事。去建暦元年六月三日丑尅。將軍家御寢之際。高僧一人入御夢之中。奉告此趣。而御夢想事。敢以不被出御詞之處。及六ケ年。忽以符号于和卿申状。仍御信仰之外。無他事云々。
※『吾妻鏡』建保4年(1216年)6月15日条
「おぉ、我が師よ!」
いきなり泣き叫ぶ陳和卿の様子に何事かとドン引きする一同。陳和卿が言うには
「あなた(実朝)は前世における私の師匠、医王山の長老だったのです。私はあなたの弟子としてお仕えしておりました。今日この日の再会を、喜ばずにはいられないのです!」とのこと。
