「鎌倉殿の13人」実朝、まさか日本脱出!?第42回放送「夢のゆくえ」予習 (3/8ページ)

Japaaan

さる1月6日に北条時政(演:坂東彌十郎)が亡くなったとの報せです。享年78歳。

以前「牧氏事件(元久2・1205年閏7月。実朝暗殺未遂)」で鎌倉を追放されておよそ9年半。近ごろ腫物ができていたとのこと。

霽。伊豆國飛脚參。申云。去六日戌尅。入道遠江守從五位下平朝臣〔年七十八〕於北條郡卒去。日來煩腫物給云々。

※『吾妻鏡』建保3年(1215年)1月8日条

かつて鎌倉で権勢の限りを振るい、悪妻の讒言によって罪なき畠山重忠(演:中川大志)を葬り去った時政。

激動の鎌倉を生き抜いた時政。その最期は大河ドラマに描かれるのだろうか。

鎌倉を追放されてからの10年間は特に事件(≒謀叛を疑われる)などもなかったでしょうし、分不相応に穏やかな晩年だったことでしょう。

※ただし孫の北条泰時(演:坂口健太郎)からは激しく批判され、幕府草創の功労者(頼朝・政子・義時ら)を祀る年中行事から外されるなど、存在を否定されました。

ちなみに、妻のりく(演:宮沢りえ。牧氏)は娘のきく(演:八木莉可子。平賀朝雅未亡人、藤原国通と再婚)を頼って上洛。京都で楽しい晩年を過ごしたということです。

りくは最終回(義時の死)時点ではまだ生きており、まさかの再登場も噂されているようですが、果たしてどうなるのでしょうか。

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