スリ傷を消毒するのはもう古い? 現役医師が解説 (1/2ページ)
ひと昔前まで転んだりして怪我をした時には、傷口を消毒するのが一般的だった。
現在では、傷口の消毒で傷が感染しないなどの効果はないとされている。
むしろ消毒することで傷のなおりが悪くなってしまうのだ。
今回はスリ傷の消毒をテーマに解説する。
怪我した時には水道水でまず洗う怪我をしてスリ傷などができた時、まずはよく傷を洗って欲しい。
水は水道水でまったく問題ない。
温度は人肌ぐらいの温度が傷にやさしい。
これは傷口についている異物をしっかり洗い流すためだ。
異物が残ると、そこから傷が膿んだりすることがあるので注意してほしい。
洗った後はきれいなタオルでふく異物がなくなるまできっちりと洗った後は、傷口についた水分をきれいなタオルでそっとふきとって欲しい。
水分がついたまま放置すると、バイ菌が生えてきやすい。
じめじめとしたところでカビが生えやすいのと同じ理屈だ。
ただし、完全にふきとらなくて良い。
軽く傷口にタオルをあてて、自然と取れる分だけふきとって欲しい。
強くふきとると傷口が痛い上に、傷つけてしまって出血したり、より傷口が広がったりしてしまう。
傷口は消毒しないここで、傷口を消毒してはいけない。